【甘々】忙しくてぐったりしてたら彼女が全肯定で癒してくれる夜の海

男性向けシチュボ(ASMR)あらすじ

（1201文字）
夏の夜の海。宿から出てきたふたりは波の音を聴いている。
最近疲れていないか心配していた彼女から肯定されながら
のんびり癒されるひととき…

甘々フリー台本

ふふっ、
夜の海って
なんだか不思議だよね。


昼間と全然ちがう顔してる。


でも、キミと一緒にいるからかな。

風の音も波の音も、
今日は全部、優しく感じるよ。

……ねぇ。
こうして波の音を聞いてるとさ、
時間が止まってくれたらいいのにって
思っちゃう。


ずーっとこうしていられたら、
キミも少しは、ゆっくりできるかなって。

……あ、手。
冷たくなってない？
　
ほら、つないで。


ん……うん。
あったかい。

ちゃんと、生きてるって感じがする。

……ちょっと大げさだった？

ふふ。でもね、
ほんとに思ってるの。

キミ、最近ずっと頑張ってたでしょ？

わたし、知ってるよ

どんなに眠そうな顔してても、
どんなに疲れてても、
ちゃんと笑って、
ちゃんと前向いてて。


そういうの、
すごいって思ってた。

……というか、
ほんとは、ちょっと心配してた。

ちゃんと息、できてる？

胸が苦しくなったりしてない？

無理してない？

誰にも言えないまま、
頑張りすぎてない？

……ううん、
大丈夫。

答えなくてもいいの。

わたしはただ、
キミにちゃんと知っててほしいの。

こんなふうに、少し休む時間も
ちゃんと必要だよってこと。

キミはね、
ほんとにすごい人だよ

弱音を吐かないのも、
全部背負おうとしちゃうのも

きっと誰かのためなんだろうな
って思うけど……

でも、
たまには甘えてもいいんだよ？
ね？


誰かの前で、
素のままでいられる時間、持ってほしい。

せめて、
わたしの前では……
肩の力、抜いてくれたら嬉しいな。

……ねぇ、
目、閉じて？

　
風の音、波の音、
全部、耳を澄ませてみて。



……なんか落ち着くよね…？

わたしはね、
こういう時間がすごく好き。

キミの隣で、
何も言わなくても気持ちが伝わるような時間。

安心して深呼吸できる、
そんな瞬間。

……はぁ～
今日ここに来てよかった。


キミの顔、
ちょっと柔らかくなってる。

さっきまでより、
ずっといい顔してる。


かわいいって言ったら怒る？ふふ

……あのね。

キミのこと、すっごく尊敬してる。

ちゃんと努力してて、
ちゃんと優しくて、
ちゃんと人のことを考えられるところ。


一緒にいるとね、
わたしももっと頑張ろうって思えるの。

でもね。

そういうキミだからこそ、
ちゃんと守りたいんだよ。


キミが疲れて動けなくなる前に、
わたしが「おいで」って言える存在でいたいの。

だから、
疲れたときは言って？

ぎゅーってするから。

何も言わずに手を握ってるだけでもいいし、
眠くなったら肩貸すよ。

今日みたいに、
ただ波の音を聞くだけでもいい。

キミが休まるなら、
どんな時間でも、
どんな場所でも、
わたしは一緒にいるからね

……ね？
もう、そろそろ戻ろっか。

宿のお布団、ふかふかだといいなぁ……！


冷たいお茶も用意してあるし、
お部屋でゆっくりしよう？

あ、もう歩けないって顔してる
……ふふ。

じゃあ、手、貸してあげる。

ちゃんとエスコートするから、
頼ってね。


今夜は、なーんにも考えなくていい。

ただ、わたしの隣で、
深呼吸してくれたら
それだけでいいから。

大好きだよ

まだまだ癒されたい人～？